元 川口きずな館スタッフ・旧川口町武道窪出身 赤塚千明(旧姓 渡辺)(第14話)
仮設住宅が泉水小学校の校庭に完成して、
12月の上旬に入居することができた。
両親や祖父母と一緒に家族7人で住むために2棟借りたが、
祖父母は環境の変化を嫌って
実家前に建てられたプレハブに住み続けることになった。
結果、2棟借りた内の1棟(3室)は子供達3人の1人部屋として使わせてもらい、
もう1棟は両親が住み家族全員で食事をする場所になった。
仮設住宅ができたことによって、
普段ならすぐに遊びに行けない距離に住む幼馴染たちの家が、
いくつも同じ校庭内に出来た。
その頃には川口から小出に通学できるようになり、
学校帰りは越後川口駅から歩いて泉水小学校の仮設住宅に帰った。
違う制服を来た高校生たちが、
徒歩やバスや原付バイクを使って同じ場所に帰ってくる。
それぞれの仮設に帰る前に会うと
「最近どう?」とよく長話をするのが楽しかった。
ある日玄関から声をかけられ(インターホンは無い)
長野から来たと言う方がりんごをたくさんくれた。
ボランティアに来た人のようだった。
ネットオークションで買い物をした時、
住所に「仮設住宅」と書いたところ状況を察した相手方から
お見舞いの言葉をもらった。
意外と楽しんでいるので大丈夫、ありがとうございますと返事をした。
12月の上旬に入居することができた。
両親や祖父母と一緒に家族7人で住むために2棟借りたが、
祖父母は環境の変化を嫌って
実家前に建てられたプレハブに住み続けることになった。
結果、2棟借りた内の1棟(3室)は子供達3人の1人部屋として使わせてもらい、
もう1棟は両親が住み家族全員で食事をする場所になった。
仮設住宅ができたことによって、
普段ならすぐに遊びに行けない距離に住む幼馴染たちの家が、
いくつも同じ校庭内に出来た。
その頃には川口から小出に通学できるようになり、
学校帰りは越後川口駅から歩いて泉水小学校の仮設住宅に帰った。
違う制服を来た高校生たちが、
徒歩やバスや原付バイクを使って同じ場所に帰ってくる。
それぞれの仮設に帰る前に会うと
「最近どう?」とよく長話をするのが楽しかった。
ある日玄関から声をかけられ(インターホンは無い)
長野から来たと言う方がりんごをたくさんくれた。
ボランティアに来た人のようだった。
ネットオークションで買い物をした時、
住所に「仮設住宅」と書いたところ状況を察した相手方から
お見舞いの言葉をもらった。
意外と楽しんでいるので大丈夫、ありがとうございますと返事をした。
元 川口きずな館スタッフ・旧川口町武道窪出身 赤塚千明(旧姓 渡辺)(第14話)