· 

320 地域復興支援員とは(第9回)

小千谷市にぎわい交流課 地域づくり支援員 石曽根 徹(第9話)

 元小千谷市地域復興支援員(小千谷市産業開発センター所属)

 

復興支援員として、最初の集まりは山古志会館
(当然おらたるはオープンしていない)200名位だっだろうか。
右も左も分からず、事務局や大学の先生が制度の説明や
これから何をしたらいいのか話されたが、
正直雲を掴むような話で全く理解できなかったことだけは良く覚えている。

暫くは狭い事務所の中で、パソコンを与えられ、
制度のしくみの理解や支援員の研修に参加する日々を過ごした。

2~3ヶ月すると各町内から復興基金の申請書類が支援室に回されるようになり、
書類のチェックや清書を行う作業が増えてきた。
この時まだフィールドとして受け持っている場所はなく、
事務所に来た地区をそれぞれランダムに担当することとなった。

そして支援員として活動を始めて1年が経つ頃、
初めての正式な担当として防災集団移転を行った十二平地区を受け持つこととなる。
(つづく)

小千谷市にぎわい交流課 地域づくり支援員 石曽根 徹(第9話)

 元小千谷市地域復興支援員(小千谷市産業開発センター所属)