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305 地域復興支援員としてスタート(第8回)

小千谷市にぎわい交流課 地域づくり支援員 石曽根 徹(第8話)

 元小千谷市地域復興支援員(小千谷市産業開発センター所属)

 

造園業として働く中、転機が訪れた。
新潟県中越大震災復興基金事業が開始され、
地域復興支援制度もスタートすることとなる。

小千谷市では先行して、地域経済の復興を目指して
小千谷市の特産品の売り込みや交流を目的として復興支援員の募集が始まった。
私も採用試験に応募するが、受験者は約50人。見事落選となる。

落ち込んでいる中、以前イベントでお世話になった行政の方から
「地域の話し合いの推進や復興基金事業の各種受付を行う地域担当の復興支援員を
小千谷市で行うことになったので、やってみないか」と声が掛かった。
5年の期限付きとのことで迷ったが、妻と相談してやらせてもらうこととした。

そして平成20年4月緊張した面持ちで
当時の事務所である小千谷市民会館に出勤すると、
他の2名の復興支援員と顔を合わせることとなる。
(つづく)

小千谷市にぎわい交流課 地域づくり支援員 石曽根 徹(第8話)

 元小千谷市地域復興支援員(小千谷市産業開発センター所属)