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304 羽賀友信さん かく語りき「第六話 ガセネタ要注意」

長岡市国際交流センター長 羽賀友信(第6話)

 新潟県中越大震災20年プロジェクト事務局(中村早希・諸橋和行)

 

ある国はガセネタがすごかったんですね。
当時、日本とあんまり関係が良くなくてね。
その国の2人がガセネタ飛ばしたことで大揉めに揉めたんですよ。
人権問題にまで発展しました。

というのも、震災時に図書館に集まったときに
その振る舞いをやんわりと注意されたことを「出ていけ」と言われたと発信した。
実際に確認したら事実ではなかったんです。
長岡市の職員は非常に人道的にやっていた。
1人2人のガセネタがすごく走るんです。
だから国際交流センターが正しい情報を出すっていう役割がものすごい大きいですね。

山古志なんかはガセネタがすごかったですよね。
錦鯉を盗みに外国人の窃盗団が入ってるとかって。
実際はいなかったんですけど面白半分で言う人がいるわけですよ、

とにかく災害で一番怖いのはデマなんですよ。
デマが人を本当に動かす。
特にツイッターとか、SNSはガセネタが今すごい問題になってますね。

長岡市国際交流センター長 羽賀友信(第6話)

 新潟県中越大震災20年プロジェクト事務局(中村早希・諸橋和行)