国土交通省北陸地方整備局湯沢砂防事務所 事業対策官 石田哲也(第1話)
2004年10月23日午後5時56分頃、中越地方を中心にM6.8の地震により、
土砂災害は225件発生し、この土砂災害により人的被害5名(死者4名、負傷者1名)、
家屋損壊数87件(全壊18件、半壊27件、一部損壊48件)であった(国土交通省調べ)。
特に、芋川流域内では、斜面崩壊が842箇所や地すべりが124箇所で発生し、
堆積した土砂が河道を埋めた河道閉塞(天然ダム、土砂ダム、堰止め湖ともいう)
が52箇所発生した。
このうち、規模の大きな河道閉塞は、芋川本川に形成された5箇所
(寺野、南平、楢木、東竹沢、十二平)であり、
中でも東竹沢地区と寺野地区の河道閉塞は
大規模な地すべりによるもので閉塞高30mを超えた。
当時の山古志村では、多数の崩壊や地すべりが河道閉塞に加えて、
道路の寸断などにより地域全体に甚大な被害が発生し、
10月25日避難指示が発令され、全村避難となった。
土砂災害は225件発生し、この土砂災害により人的被害5名(死者4名、負傷者1名)、
家屋損壊数87件(全壊18件、半壊27件、一部損壊48件)であった(国土交通省調べ)。
特に、芋川流域内では、斜面崩壊が842箇所や地すべりが124箇所で発生し、
堆積した土砂が河道を埋めた河道閉塞(天然ダム、土砂ダム、堰止め湖ともいう)
が52箇所発生した。
このうち、規模の大きな河道閉塞は、芋川本川に形成された5箇所
(寺野、南平、楢木、東竹沢、十二平)であり、
中でも東竹沢地区と寺野地区の河道閉塞は
大規模な地すべりによるもので閉塞高30mを超えた。
当時の山古志村では、多数の崩壊や地すべりが河道閉塞に加えて、
道路の寸断などにより地域全体に甚大な被害が発生し、
10月25日避難指示が発令され、全村避難となった。
国土交通省北陸地方整備局湯沢砂防事務所 事業対策官 石田哲也(第1話)