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234 震災がきっかけ、ボルナツとの関係

竹田元気づくり会議 代表 砂川祐次郎(第10話)

 

中越大震災から何年か過ぎ、地域に元気が戻る気配を感じた冬のある日。
長岡技術科学大学のボランティアサークル「ボルナツ」から
活動場所を探しているとの電話。

とりあえず「道の駅越後川口あぐりの里」の「ミニミニ火ぼたる祭」をお手伝い。
そして「明日も何かありませんか」というので、
東川口の「よってげてぇふれあい市」を紹介することに。
このイベントは毎月第3日曜日に開催されるので
「毎月ボルナツの予定に入れとけばいいんだよ」なんて言ってみたら
彼らは本当に毎月やって来るようになりました。

そしてその夏、川口まつりに来ていたボルナツメンバーから
「買った花火を砂川さんの家の前でしてもいいですか」という電話が。
花火が終わると「焼きそばあるのでホットプレート借りていいですか」
さらには「明日の活動場所が川口から近いので泊まってもいいですか」もちろんOK。

焼きそばを食べながら話す中、ついにあの一言「オレ支援員じゃないんだよ」
みんなの「えーっ!」の声は今でも忘れられません。

PS ボルナツが復活したとのこと。活躍が楽しみです。

【執筆】
 竹田元気づくり会議 代表 砂川祐次郎(第10話)