大阪大学人間科学部人間科学科4年 共生行動論研究室 中村早希(第2話)
中越地震からの復興に携わった方々へのインタビューを始めてから4カ月が経ちました。
いろんな方とのお話の中で好きなのが、
本来なら違反になるようなことをどうにか誤魔化してやったり、
ちょっとあやしい方法で問題を乗り越えたりした経験談を聞くことです。
心なしか話している方も楽しそうな感じがしますし、
録音中のスマホを見ながら「これ公開しないでね」とお茶目に言うくだりは、
もはやどのインタビューでもお約束です。
ちょっとスリルがあったほうが人間は活き活きとするのでしょうか。
何事も透明性や正確性が求められる世の中ですが、グレーで雑なやり取りにこそ、
その人や地域の「味」が表れるのだなあと思いました。
その「味」が様々な人を惹きつけて離さなかったからこそ沢山の活動が生まれ、
中越は盛り上がったのだと感じました。
いろんな方とのお話の中で好きなのが、
本来なら違反になるようなことをどうにか誤魔化してやったり、
ちょっとあやしい方法で問題を乗り越えたりした経験談を聞くことです。
心なしか話している方も楽しそうな感じがしますし、
録音中のスマホを見ながら「これ公開しないでね」とお茶目に言うくだりは、
もはやどのインタビューでもお約束です。
ちょっとスリルがあったほうが人間は活き活きとするのでしょうか。
何事も透明性や正確性が求められる世の中ですが、グレーで雑なやり取りにこそ、
その人や地域の「味」が表れるのだなあと思いました。
その「味」が様々な人を惹きつけて離さなかったからこそ沢山の活動が生まれ、
中越は盛り上がったのだと感じました。
【執筆】
大阪大学人間科学部人間科学科4年 共生行動論研究室 中村早希(第2話)