まずは地域を知ること!と先輩の後をくっついて回る日々。
お茶会について行ったり、地域のキーパーソンを紹介してもらったり。
「やまこし復興交流館おらたる」は、長岡市の支所、診療所、体育館が隣接しており、
コミュニティーバスの待合所でもあります。
地域の人も来るし、地域外から山古志を訪れた人が最初に立ち寄るという場所なので、
そこにいるだけでも沢山の方と接する機会があり、
様々な視点から地域のことを知ることが出来ました。
ツアーを企画することになったとき、自分の中で絶対ぶれないテーマを決めました。
山古志の魅力は地域の暮らしにある。
だから、厳しい自然のこと(地震を含む)や、食や産業を知ってもらえる内容にする。
できれば、地域の方が「今」やっていること、
これからやりたいことを話せるような機会を作ろう。
そうしたら、参加してくれた方が今後も山古志を訪れてくれるのではないか。
そんなことを思っていました。
【執筆】
元(公財)山の暮らし再生機構 地域復興支援員 臼井菜乃美(第2話)